side-line

肉離れの症状について解説!つらい肉離れを治療するなら【みのり整骨院】

肉離れ 症状

スポーツなどをしている方のなかには、肉離れを経験したことがある方もいるでしょう。肉離れを発症すると、強い痛みや歩行困難などの症状が現れます。筋肉が断裂している状態なので、長期的な治療が必要となる可能性も高いです。

 

この記事では、肉離れのつらい症状について解説します。また、原因や治療法にも触れているので、予防や早期回復を目指すためにも、ぜひ参考にしてみてください。

 

肉離れとはどんな状態?

肉離れは、太ももやふくらはぎの筋肉が断裂した状態です。肉離れを発症すると炎症が起こり、内出血と同時に、腫れや激しい痛みを伴うのが特徴です。筋肉はひとつの組織ではなく、いくつもの筋繊維で構成されています。肉離れのなかでも、その一部が断裂する場合と、筋肉全体が完全に断裂してしまう場合があります。

 

とくに注意すべきは、子どもの肉離れです。子どもが肉離れを発症すると、痛みに反応して筋肉が硬くなり、身体がゆがんで成長してしまう恐れがあるからです。

 

肉離れの原因

肉離れを起こす原因としてまず挙げられるのは、筋肉への過度な負荷です。しかし、以下のような要因が重なることにより、軽い運動でも肉離れを起こしてしまう可能性があるので、注意が必要です。

 

<肉離れの原因>

  • 筋肉の柔軟性が不足している
  • 筋肉に疲労が蓄積している
  • 身体のなかの水分が不足している
  • 身体が冷えている

 

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

 

筋肉の柔軟性が不足している

筋肉の柔軟性が不足している状態、つまり筋肉がほぐれていない状態で急に運動を始めると、動きに耐え切れず、肉離れを起こす可能性が高まります。したがって、運動する前には準備運動を入念に行い、筋肉をほぐしておく必要があります。

 

筋肉に疲労が蓄積している

筋肉が疲れた状態のまま運動を始めると、肉離れを起こすリスクを高めます。なぜなら、筋肉の疲れがコリとなって固まっているからです。筋肉疲労を早期に回復させるためには、運動後のクールダウンを行うことが有効です。とくに激しい運動などで筋肉が疲労したと感じる場合は、整理運動をして筋肉をほぐすことを意識しましょう。

 

身体のなかの水分が不足している

身体のなかの水分が足りないと、筋肉が硬直する可能性があります。前述のとおり、筋肉が硬直した状態で運動すると、肉離れを起こしやすいので注意が必要です。運動中はこまめに水分を摂り、水分不足にならないよう心がけましょう。

 

飲酒をした後は、とくに水分が足りなくなる傾向にあります。アルコールを分解するために大量の水分を使うので、飲酒の後はちょっとした運動でも肉離れを起こしやすいでしょう。

 

身体が冷えている

多くの人が経験上で知っているように、身体が冷えると筋肉が硬くなります。したがって、冬場など寒い季節に運動する際は、とくに注意が必要です。身体が冷えている場合、ウォーミングアップをしたり、アンダーウェアなどを着たりして、寒さ対策を心がけましょう。

 

肉離れが起こりやすい部位

肉離れは筋肉が断裂する症状なので、筋肉がある部位にはどこでも起こり得ます。そのなかでも、とくに発症率が高いのは、以下のとおりです。

 

【肉離れを起こしやすい部位】

筋肉名

場所

よくある発症ケース

ハムストリングス

太ももの裏側の筋肉

短距離走時のスタート時やダッシュ時など

大腿四頭筋

太ももの前側の筋肉

サッカーのシュート時など

腓腹筋

ふくらはぎの筋肉

テニスやバドミントンのジャンプ時やふんばるときなど

 

肉離れの症状

肉離れの主な症状は、激しい痛み・内出血・腫れなどです。筋肉を完全に断裂した場合は、体重をかけられなくなるため、歩けなくなる可能性があります。

 

肉離れが発症したときの症状としては、鋭い痛みやブチっという断裂音があります。その後の痛みとしては、以下のとおりです。

 

<肉離れの症状>

  • 伸ばしたときに痛む
  • 押したときに痛む
  • なにもしなくても痛む

 

痛みだけでなく、見た目の変化も生じるケースがあります。腫れたりへこんだりする場合があり、内出血を起こしている場合は、皮ふの色が変わります

 

肉離れと似た症状

肉離れではありませんが、それに似た症状が現れることもあります。

 

<肉離れに似た症状>

  • こむら返り
    俗にいう、足がつった状態です。こむら返りは、足や指などさまざまな場所で起こり得ます。とくに多いのは、ふくらはぎのけいれんです。こむら返りを起こすと思うように動かせなくなり、強い痛みを感じるため、肉離れと勘違いする可能性があります。
  • 筋挫傷
    なにかに強くぶつけた際に、筋肉を損傷した状態です。痛みなど肉離れと似た症状が現れますが、筋挫傷は打撲が原因で発症するという違いがあります。
  • アキレス腱断裂
    かかとの後ろにあるアキレス腱が断裂した状態です。アキレス腱断裂もスポーツなどがきっかけで発症し、腫れや痛みを伴うため、肉離れと間違われやすいでしょう。

 

肉離れの治療法

肉離れになった際の治療は、整形外科で受ける場合と、整骨院で受ける場合の2つがあります。治療を受ける場所が整形外科であっても、整骨院であっても保険適用の治療が受けられるので、安心してください。

 

整形外科での治療

肉離れの治療の基本は、安静と固定です。整形外科では超音波エコーなどを用いて、患部を詳しく検査し、必要に応じて薬を処方したり装具を装着したりします。一般的には、包帯やギプスで固定し、組織の修復を推進します。固定によって組織の修復を行い、元の状態に戻すためのリハビリを行うことで、早期回復につなげるのです。

 

さらに、患部に栄養を効率的に届けるために、姿勢を改善、関節の動かし方や歩き方を指導します。

 

整骨院での施術

整骨院での治療では、まずアイシングなどで患部の炎症を抑えた後、手技療法により損傷部位周辺の筋肉をほぐしてから、圧迫固定を行います。固定に使うのは、主に包帯です。

 

安静時の痛みがすこしずつ緩和してきた段階で、柔術マッサージや、トリガーポイントによる筋肉調整術を施します。場合によっては電気療法も行います。通常の動きを取り戻すために、徐々に足への負荷を上げていくリハビリも必要です。

 

整骨院では、回復後の再発防止のサポートも行います。肉離れなどの大きなケガを負うと、回復後も足をかばった歩き方をしてしまう方が多いのです。そのため、正常な足の動かし方の指導なども行い、日常生活に早く戻れるよう努めます。

 

肉離れの症状を改善したいなら浜松市の「みのり整骨院」

スポーツなどが原因で肉離れを起こしてしまうと、激しい痛みや腫れ、内出血などの症状が現れます。重症度によっては、治療に長い期間を要するうえに、再発のリスクもあります。つらい肉離れ起こさないため、また再発を防止するためにも、ウォーミングアップやクールダウンを忘れずに行いましょう。

 

浜松市にある「みのり整骨院」では、肉離れはもちろん、身体全体のトラブルに対応した施術が可能です。患者さんから症状や施術に関する希望を丁寧にお聞きし、痛みのない施術を行います。「肉離れになってもスポーツを続けたい」「毎日のウォーキングやジョギングをやめたくない」という方は、お気軽にみのり整骨院にご相談ください。無理なく、日常生活に復帰できるよう、親身になってサポートします。