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交通事故の手続きについて!整骨院でも症状を見てもらえる?

交通事故 手続き

自動車にエアバッグやバックモニターなどが搭載されるようになったこともあり、交通事故の件数は、年々減少傾向にあります。それでも令和3年の交通事故件数はおよそ30万件と、2分に1件は交通事故が起こっている計算となります。

こちらがいくら気をつけていても、もらい事故を起こした場合、どのように対処していいかわからない方もいらっしゃることでしょう。こちらの記事では、交通事故に巻き込まれた場合の手続きや慰謝料が支払われるまでの流れ、およびケガの治療法などについて解説しています。

交通事故にあった場合の手続きや対処法

交通事故にあった場合、一般的には次のような流れで手続きおよび対処をおこなうこととなります。事故に遭ったときこそ、冷静に対処しましょう。

  • ケガ人がいれば救護する
  • 事故車両を安全な場所へ移動する
  • 警察へ連絡する
  • 加害者の情報を確認する
  • お互いの保険会社へ連絡する
  • 目撃者がいれば証言をお願いする
  • 医療機関を受診する
  • 交通事故証明書を交付してもらう

それぞれについて解説します。

ケガ人がいれば救護する

交通事故にあった場合、初めにすべきなのは、負傷者の有無を確認することです。もし負傷者がいるようであれば、手続きは後回しにして、その救護を最優先する必要があります。

出血がおびただしい場合や骨折が疑われる場合などは、直ちに救急車を手配し、可能であれば到着するまでに応急処置をおこないましょう。どのように対処してよいかわからない場合は、救急車と電話をつないだまま、指示を仰ぐようにしましょう。

事故車両を安全な場所へ移動する

交通事故に遭ったら、事故車両を安全な場所へと移動する必要もあります。事故を起こしたままの状態にしていると、後続車両による二次的な事故を引き起こしかねないため注意が必要です。

損傷の程度がひどくて移動できない場合は、発煙筒や三角表示板などで後続車両に交通事故があったことを知らせるようにしましょう。

警察へ連絡する

交通事故にあった場合、事故の程度に関わらず警察へ連絡しなければなりません。連絡義務を怠った場合、罰金や懲役刑を科される可能性もあるため注意が必要です。仮に事故にともなって負傷者がいる場合は、警察に人身事故である旨を伝えるようにしましょう。

加害者の情報を確認する

警察への連絡を済ませたら、事故の加害者に免許証を提示してもらい、住所や氏名、連絡先、車両番号などを確認しましょう。加害者の加入している保険会社を確認しておくと、後々のやり取りがスムーズになります。

また、加害者がタクシードライバーやトラックの運連取などの場合、勤務先などを確認することも忘れないようにしましょう。

お互いの保険会社へ連絡する

加害者との情報交換が終わったら、お互いの保険会社へ連絡しましょう。加害者側の過失による事故だと思われる場合であっても、保険会社に連絡することで、対処法をアドバイスしてもらえます。

目撃者がいれば証言をお願いする

交通事故にあった場合、目撃者がいれば、証言をお願いするとよいでしょう。加害者とのトラブルになった場合、第三者の証言が後々有効となるケースは少なくありません。目撃者の方が協力してくれるようであれば、名前や連絡先などを控えさせてもらうとよいでしょう。

医療機関を受診する

交通事故の現場でやるべきことを終えたら、必ず医療機関を受診するようにしましょう。交通事故の怖いところは、その場では何も不調を感じないことがある点です。

とくに後方からの追突事故に巻き込まれた場合、数日たってから不調が出るケースも珍しくありません。そのようなときに医療機関を受診しておかないと、症状と交通事故との因果関係が証明できなくなってしまいます。

交通事故証明書を交付してもらう

交通事故にともなう慰謝料を請求する場合、警察が発行する交通事故証明書が必要となります。警察への届け出を済ませたら、自動車安全運転センターに交通事故証明書を発行してもらいましょう。

慰謝料が支払われるまでの流れ

交通事故に巻き込まれた場合、相手方の過失が認められれば、治療費などが慰謝料として支払われます。ただ、事故の後すぐに慰謝料が支払われるわけではありません。慰謝料が支払われるまでの流れは以下のとおりです。

  • 医師による症状固定が認められる
  • 後遺障害認定を申請する
  • 示談交渉をおこなう
  • 解決しなければ裁判を起こす


それぞれについて解説します。

医師による症状固定が認められる

交通事故の慰謝料支払い手続きを開始するのは、医師による症状固定が認められてからです。症状固定とは、これ以上の治療を続けても改善の余地がなくなった状態を意味します。

治療を開始してから症状固定が認められるまでの目安は、打撲の場合でおよそ1ヶ月、むち打ちの場合でおよそ3ヶ月、骨折の場合でおよそ6ヶ月となっています。

後遺障害認定を申請する

医師によって症状固定が認められ、さらに後遺症をもたらした場合、後遺障害認定を申請するケースもあります。後遺障害が認められれば、治療費の他に後遺障害慰謝料が支払われることとなります。

後遺障害認定を受けるためには、治療を開始してから症状固定が認められるまでに、半年以上を経過していることが求められます。

示談交渉をおこなう

後遺障害が認定された場合、もしくは症状固定が認められ後遺障害認定を申請しない場合、相手方との示談交渉を開始する流れとなります。通常はお互いの保険会社の担当者によって、交渉がおこなわれます。

解決しなければ裁判を起こす

示談交渉が不調に終わった場合、裁判を起こすことも検討されます。裁判には平均して1年以上を要するため、仮に勝訴したとしても、慰謝料の支払いはかなり遅くなってしまいます。

交通事故のケガは整骨院でも診てもらえる?

交通事故にともなって負ったケガは、整骨院で診てもらうことも可能です。ただし、慰謝料を受け取るためにはまず医師の診察を受けておき、定期的に医療機関へ通院する必要があります。

医師の診察を受けておかないと、交通事故とケガとの因果関係が証明できなくなることは先ほどもお話したとおりです。また、整骨院でケガの治療をおこなう場合であっても、定期的に医療機関へ通院しておかないと、相手方の保険会社から治療の終了を打診されることがあります。

交通事故にともなうケガを整骨院て診てもらう場合、担当医にその旨を説明して、許可を得るようにしましょう。整骨院では改めて事故の様子や症状について問診をおこない、適切な施術がおこなわれることとなります。

交通事故にともなうケガは静岡県浜松市にあるみのり整骨院まで!

静岡県浜松市にあるみのり整骨院では、交通事故治療の徹底サポートをおこない、皆さんが安心してケガの治療に臨めるお手伝いをしています。

各種手続きの代行はもちろんのこと、医師と連携して可能な限り早く不調を改善できるよう取り組んでいます。交通事故の後にどこで診てもらえばいいかわからない方には、整形外科の紹介もおこなっています。

まとめ

自動車を運転していると、いくら気をつけていても事故に巻き込まれることがあります。その場合は慌てずに、今回ご紹介した流れで手続きや対処をおこなうようにしましょう。

交通事故の後にどこで診てもらえばいいかわからない方や、相手方の保険会社とのやり取りに困っている方は、静岡県浜松市にあるみのり整骨院までお気軽にご相談ください。

みのり整骨院では、交通事故に遭われた方の不安や疑問を解消すべく、判例や裁判の傾向など、常に最新の情報収集を欠かさないよう努めています。交通事故でお困りのことがあれば、みのり整骨院までご連絡ください。