皆さんは接骨院へどれくらい通ったことがあるでしょうか、一度体の歪みを感じて通院していた人も、もしかすると自分自身の都合などで通えなくなって悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 本記事では、接骨院へのオススメの通院頻度や頻度の目安について解説していきます。
接骨院へはどれくらいの頻度で通うのがオススメ?
接骨院へ通う頻度は、以下のことを意識してみましょう。
- 1回通っただけでは完治しない
- 通いはじめは週1~2程度が目安
ここからは、上記の頻度について詳しく解説していきます。
1回通っただけでは完治しない
基本的に接骨院に1回通っただけでは、体の痛みなどは完治することがありません。とくに長期の体の痛みや不調を改善するためには、ある程度の期間、接骨院に通って少しずつ症状を改善させていくことが大切です。
体が痛んだりしびれたりするのは、 骨格や姿勢が歪んでいたりすることが原因となっており、日常的な体の癖が重なりに重なった上で発症します。体の癖を含めて痛みなどを改善させていくためには、接骨院で長期的な治療を受ける必要があるでしょう。
また、 1回の治療で一時的に体の状態が改善されたとしても、少し改善されただけで 根本的な体の癖は治っていないといえるでしょう。このことから、また同じような日常に戻ってしまうことによって、体の痛みなどは再発してしまう可能性が高いです。体の歪みなどを元通りに戻すためにも、定期的に整骨院に通院することをオススメします。
通いはじめは週1~2程度が目安
接骨院への通院頻度は、体の状態の悪さや程度によって大きく異なりますが、 一般的にはだいたい週に1回から2回のペースを考えておきましょう。日常生活でおこななっている体の動きというのは自分の中で当たり前のことになっているので、一度癖などを調整しても、また元に戻そうとすることが考えられます。
しかし、元に戻す前に接骨院に通って少しずつ調整することができれば、体の癖も少しずつなくなっていき、改善することにつながっていくでしょう。とくに最初のほうは、施術をしたとしても元に戻る可能性が高いので、通いはじめほど積極的に接骨院に足を運ぶ必要があります。
接骨院へ通う頻度を時期ごとにご紹介
接骨院に通う頻度は、下記の時期によって大きく異なります。
- 施術初期
- 回復期
- メンテナンス期
ここからは上記の時期に合わせてより具体的に接骨院へ通う頻度を解説していきます。
施術初期
施術初期というのは、接骨院に通いはじめ、治療を受けはじめた時期のことをいいます。この施術初期に積極的に治療に通うことで、体の不具合が改善につながるといわれています。
理由としては体の痛みは不具合は、長年によって積み重なったものが症状として現れていることから、前述したように1回の通院だけでは完治しないこと、そして一回治療を受けて改善したとしても放っておいてしまうことで、元の状態に戻ってしまうことが考えられます。
体の痛みや不具合は、体の歪みが長引いていれば長引いているほど、完全に健康な状態に戻るまでにはどうしても治療をする回数が多くなってしまいます。 先ほども少し触れましたが、人の体というのは、自然と元の状態に戻ろうという働きが起こります。
その働きが起こった結果、仮に治療をしてもらうことで元の状態に戻してもらったとしても、 体自体が悪い状態を正しい状態だと認識してしまい、ほんの数日で元通りに 戻ってしまうのです。 このことから、施術初期は、週に数回のペースで通う必要があるといえるでしょう。
復期
回復期というのは、接骨院での治療によって治療初期よりも、体をより良い状態に戻すことができる時期になります。この回復期は、週に1回は必ず通院し、施術は4回から6回ほどおこなっていくことで、体の状態が改善に向かっていくといわれています。
理由としては治療初期の施術が終わることで、 回復期に移行すると体自体が治療後の状態を自分自身の正常な状態と認知するようになるため、施術初期と比較しても、通院期間を減らすことが可能となります。
回復期は、施術前の悪い状態に戻ろうとする期間が長くなることから、 施術後の正しい体の状態を維持し続けることが可能となります。さらに体の不具合も少しずつ改善に向かうので、回復期は、週1回の通院で、合計4回から6回の施術が オススメです。
メンテナンス期
メンテナンス期では、資料はほぼ終わった状態となり、体をよりよい状態に調節していく時期となります。 この時期では痛みは完全に改善され、正しい状態の体に戻っていることが考えられ、治療に関しては、すぐに終了しても問題ないような時期になります。
もちろん個人差はあるものの、月に1回程度の通院で体のメンテナンスをおこなうことで、 体のコンディションをよい状態に維持することができ、なおかつ効果も持続しやすいでしょう。
接骨院へ通えない場合の対処法
忙しい人の中には、接骨院に通えないという人もいるでしょう。接骨院に通えない場合の対処法としては、以下のような方法があります。
- 接骨院の先生に通院頻度を相談する
- 痛みや故障の原因を理解して自身でケアをする
ここでは、上記の接骨院に通えない場合の対処法について解説していきます。
接骨院の先生に通院頻度を相談する
仕事が忙しいなどの理由で、通院の期間が一定のペースで保てない場合は、事前に接骨院の先生と相談をしておきましょう。自分の通える範囲での通院ペースを伝えることができれば、生活に対して無理のない通院ペースと治療計画を立ててもらうことができます。
施術は個人差はあるものの、人によっては長引く可能性があるため、自分の生活に無理のないように通院することが長続きするコツとなります。
痛みや故障の原因を理解して自身でケアをする
あらかじめ接骨院の先生に、自分の痛みや故障の原因などを教えてもらうのもひとつの方法です。 ほとんどの場合は先生に相談することで、自分の悩んでいる原因を教えてもらうことができます。
接骨院に通うような肩こりや腰痛などの痛みの原因は、長い時間同じような姿勢でいたり、運動不足からくる体の歪みが原因であることがほとんどです。このような体の癖は、自分の中でも知らないうちにやってしまっていることが多いため、日常的に自分の癖を直すように努力することが大切です。
体の不調を自分自身で治そうと努力することは、結果的に通院する回数を減らすことにもつながるため、日常的な生活習慣を改善することが重要なのです。
優先して接骨院へ通う必要のある症状とは?
優先して接骨院へ通う必要のある症状は、以下のようなものがあります。
- 事故やスポーツ競技でのケガや故障
- 亜急性の症状を発症した
ここからは、上記の内容についてより詳しく解説していきます。
事故やスポーツ競技でのケガや故障
自分が予想することのできない事故や部活動などのスポーツ競技でのケガなど、思いもよらない場面でケガや故障をしてしまうことは、誰しもがあると思います。ケガや故障直後の大きな痛みを伴うような場合は、応急処置が必要になってくるので、専門知識のある人に適切な治療をしてもらいましょう。
このようなケガや故障のことを「急性外傷」と呼びますが、急性外傷は発症してから3日間程度は、大きな痛みを伴います。しかし、痛みが抜けてしまえばほぼ完治といえるでしょう。
亜急性の症状を発症した
急性外傷の痛みが治まった後も、再び痛みが起こってしまうなどの繰り返し何かしらの負担がかかってしまうことで発症してしまうものを、亜急性といいます 。亜急性は該当部分の痛みを和らげるために偏った姿勢などを繰り返していることで、肩や腰などに負担がかかり痛みを発症してしまうことになります。
亜急性の改善としては、上手な体の使い方や筋肉のバランスを調整する必要があるため、接骨院で正しい指導を受けることが大切です。
まとめ
接骨院への通院頻度や、痛みの時期による通院頻度、接骨院に通えない場合の対処法などについて紹介してきました。体の痛みに関しては長年にわたる体の歪みが原因であることが多いため、一度まとまった機関を使って接骨院へ通院することが大切となります。
接骨院では体の治療の他に日常生活での改善方法などの指導を受けることができるので、治療後も自分自身で体の歪みを改善させていくことが可能となります。日常の不調にお悩みの片は、静岡県浜松市にあるみのり整骨院にご相談ください。20年以上の実績と経験のあるプロが施術させていただきます。