整骨院の交通事故治療とは？詳しい内容・整形外科との違いを解説 | 静岡県浜松市にある交通事故によるむち打ち治療ならみのり整骨院

整骨院と聞くと、生活の中で生じた体の痛みや歪みに対して施術を行うイメージが強いかもしれません。しかし実際は、むちうちなどの交通事故による体の不調に対する治療も行っています。

それでは、整骨院で行う交通事故治療とはどのようなものなのでしょうか。整形外科での交通事故治療とは、どのように異なるのでしょうか。

今回は、整骨院における交通事故治療について、当院の治療法をベースに詳しくご紹介します。

1. 整骨院における交通事故治療の内容

整骨院で行う交通事故治療の内容は、「整復法」「固定法」「後療法」の3つに分けられます。これらはすべて骨折や脱臼、捻挫などの体の損傷を、整復や固定によって正しい位置に矯正し改善へと導く柔道修復術に基づく施術法です。

整復法とは、骨折したり脱臼したりしてずれた骨を、本来の位置に戻す施術のことです。けん引や圧迫などの手業によって行うことから、整復法には経験と技術が求められます。

固定法とは、骨折や脱臼をした患部を固定して患部の動きを制限することで、損傷の回復を目指す施術のことです。固定にはギプスや三角巾、包帯、副木、サポーターなどを用います。

後療法とは、損傷した患部を早く回復させるための治療を指します。後療法にはさまざまな手段があり、大きく下記の3つに分けられます。

それぞれの詳細については、次章で詳しくご紹介しましょう。

前述の後療法のひとつである手技療法は、柔道整復師の手技によって患部の回復を図る治療方法です。患者さんの体を揉んだりさすったり押したりすることで刺激を与え、回復を目指します。

手技療法の例として、以下のような手法が挙げられます。

【手技療法の例】

物理療法とは、電気や熱など物理的なエネルギーを活用した刺激により、治療を行う方法のこと。主に専用機器を用いて行います。

ここでは、多くの整骨院で行われている主要な物理療法を3つご紹介しましょう。

電気治療とは、体の外部から電流を流すことで刺激を与え、患部の治癒効果を活性化させる物理療法のことです。一般的には、体の2箇所に電極を貼ることによって通電を行い、患部の回復を図ります。

温熱療法とは、患部を温めることで損傷や症状の回復を目指す物理療法です。患部を温めることで血行が促進されれば、筋肉の緊張緩和や神経の興奮低下による痛み緩和などが期待できます。

温熱療法には、ホットパックやパラフィン浴、マイクロウェーブなどの手法がありますが、取り扱いの有無は医院によって異なります。

超音波療法とは、患部に超音波をあてて刺激を与える物理療法です。超音波による刺激により、細胞が活性化したり血流が良くなったりすることで、治癒効果の向上や疼痛緩和効果を期待できます。

運動療法とは、運動によってリハビリを行う後療法のことです。関節の可動域トレーニングや筋力を向上させるトレーニングを行い、本来の機能回復を目指します。

運動療法には、手技で行うものと器具を用いて行うものがあり、柔道整復師がそれぞれの患者さんに適したメニューを提案・サポートしながら進めていきます。

整骨院と整形外科は、どちらも骨や関節、筋肉などの不調を診ますが、その治療方法は大きく異なります。整骨院と整形外科における交通事故治療の違いについて見ていきましょう。

整骨院と整形外科との交通事故治療の大きな違いは、メインとなる治療方法です。

医療機関である整形外科では、投薬治療および電気治療を中心とするケースがほとんど。一方の整骨院では、柔道整復師が患者さんの体を手で触り、症状のある場所に対して直接アプローチしていきます。

基本的に整骨院へ通うのは、整形外科で治療を受けた後です。整骨院では、痛み緩和や機能回復のためにご紹介したようなさまざまな治療法を行い、一部は保険適応も可能です。

痛みや不快感があるにも関わらず整形外科では問題ないと判断された方が、整骨院の治療で良くなることは珍しくはありません。

交通事故に遭われた方は、浜松市にある「みのり整骨院」へお越しください。20年以上の経験と実績があり、患者様に合わせた施術を誠心誠意行っております。みのり整骨院では整形外科の紹介も可能ですので、まず一度ご連絡ください。

交通事故に限らず、体の損傷がなかなか治らなかったり体の痛みが続いたりすることは、とても辛いもの。放っておいては、日常生活もままなりません。

「みのり整骨院」では、柔道整復師の経験と技術で、少しでもあなたの体が楽になるようサポートいたします。体の不調や悩み、違和感がある方は、浜松市のみのり整骨院へぜひお越しください。