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筋肉痛は整骨院で治せる?長引かせないためにはセルフケアも重要


筋肉痛がひどいときは、整骨院のマッサージを受ければ症状はやわらぎます。筋肉痛は筋肉の緊張が原因なのでほぐすことが効果的です。しかし症状は似ていても筋肉痛ではなかった場合、マッサージが逆効果になることもあります。

そのため、まずは整形外科などで本当に筋肉痛なのかを確認して、整骨院を受診するか決めるようにしましょう。

1.整骨院で筋肉痛は治せるの?

筋肉痛は、ほとんどが普段使わない筋肉を酷使した長時間きつい運動をしたなど、激しい運動のあとに現れます。しかし筋肉痛は一般的なケガとは違うため、運動直後に現れることは少ないです。筋肉痛は放置すればそのうち治りますが、中には痛みが長引く場合もあり、治療が必要です。

筋肉痛は整形外科などに行っても根本的な治療にはなりません。なぜなら、整形外科では鎮痛剤や湿布を処方するだけの診断が多いからです。

一方、整骨院では筋肉痛を緩和するためにマッサージを行います。マッサージによって筋肉の緊張をほぐすなど、根本的な治療が行えることが整骨院のメリットの1つです。どうしても筋肉痛が我慢できないときは、整骨院を受診してみましょう。

激しい運動の直後は、筋肉の緊張が高まっていますので、直後にマッサージを行うと、筋肉がほぐされて緊張を解くことができます。マッサージによって血行が促進されると、筋肉の修復に必要な成分が体内に流れやすくなります。したがって、整骨院でマッサージを受ければ、筋肉の回復が早くなるだけでなく、筋肉痛をやわらげることも可能です。

浜松市にある「みのり整骨院」では、患者様の一人ひとりの症状に合わせて治療を行っています。手技治療と電気治療器の相乗効果で、症状の改善が期待できます。

2.筋肉痛になったときのセルフケア

筋肉痛を長引かせないためには、普段のケアも大切です。自分でもできるケアはいくつかありますので、やり方の参考にしてみてください。

2-1.アイシングで冷やす

筋肉痛は筋繊維が壊れることが痛みの原因なので、体の内部にあるケガといえます。炎症が起こっている可能性にあるので、アイシングなどで患部を冷やすのがポイントです。患部を冷やすと、血管が収縮し、余分な血流を送り出すこともなくなります。アイシングをする場合は、運動の直後がおすすめです。

運動後の炎症が始まる前のタイミングで筋肉を冷やせば、炎症箇所を最小限に抑えられます。もしアイシング用の材料が手元にない場合は、近所の薬局やコンビニで冷湿布を買う、冷たい缶ジュースを押しつけるなどの方法も有効です。できるだけ早めに処置するのがポイントで、15分程度は冷やすようにしてください。

2-2.冷やしたあとは温める

アイシングで冷やすだけでは、筋肉痛をしっかりと緩和できません。アイシングで患部をしっかりと冷やしたあとは、温める作業が必要です。なぜなら、温めると血行がよくなり、破壊された筋繊維に栄養や酸素が送られるからです。ただし、温めるタイミングを間違えると、逆効果になるので注意してください。

アイシング後に温めるときは、40分ほど経過してから行います。ただし、痛みをあまり感じなかったとしても、筋肉に腫れや熱を感じた場合はアイシングを続けましょう。筋肉を温めるときには、蒸しタオルやカイロなどを使うのがおすすめです。

2-3.ストレッチも有効

筋肉痛の痛みをやわらげたいなら、激しい運動ではなくストレッチを行いましょう。ストレッチのベストなタイミングはお風呂上りです。体の柔軟性が上がっている状態でストレッチをすれば、効果もアップします。腕・背中・お腹・脚・ふくらはぎなどもしっかりとストレッチしてください。

3.実は筋肉痛じゃない?よく似た3つの症状を紹介

筋肉痛と似ている症状はいくつかあります。それぞれの症状の特徴を解説しますので、当てはまる場合は病院で診察を受けましょう。

3-1.肉離れ

肉離れの診断には、MRIやCTなどの専用の機械を使う必要があります。痛みが出た瞬間がはっきりとわかる場合や、衝撃で筋肉から音がした場合などは、肉離れの可能性が高いです。内出血がひどい場合も肉離れの可能性が高く、肉離れだった場合は整骨院よりも整形外科の方がおすすめです。

3-2.筋肉炎

筋肉痛とよく似ている症状に、「筋肉炎」があります。筋肉痛と思っていたら筋肉炎だったというケースも多いです。たとえば「筋肉が疲労して筋肉が痛んだ」ときや、「数日後に痛みが現れた」「筋肉が緊張して痛みが生じた」などは筋肉炎を疑ってください。

筋肉炎は筋肉痛とは違い、筋肉が炎症を起こしている可能性があります。「筋肉痛だから平気」と自己診断をせずに、整形外科などを受診しましょう。

3-3.筋膜炎

筋膜炎は筋肉炎と似ており、さらに肉離れとも間違われます。筋膜炎は筋肉炎と同じ症状が現れますが、長時間の運動で現れることが多いです。肉離れは痛みの箇所がピンポイントでわかりますが、筋膜炎などは広範囲に痛みを感じることも少なくありません。筋膜炎の場合は、整骨院のマッサージが逆効果になることもあり、筋肉痛とは違う治療が必要です。

4.まとめ

今回の記事では、筋肉痛の治療法やセルフケアの方法について解説しました。筋肉痛であれば、放置すれば治ることも多いかもしれません。しかし慢性的な痛みがある場合は、他のケガの可能性もあります。まずは本当に筋肉痛かどうかを整形外科などで診察してもらいましょう。

浜松市で筋肉痛を治したいと考えているなら、ぜひ一度「みのり整骨院」にご相談ください。個々の患者様に合わせた施術で、筋肉痛の治療のお手伝いをします。